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【書評】反応しない練習【好き嫌いの反応は無駄】

LIFE STYLE

まいど。お疲れ様です。LIFESTYELE SASAHARAです。

  

今回は最近読んだ本でこれはよかった!というものを紹介する回です。

 

テーマにも書いてますように『反応しない練習』というものを読みました。

  

反応しない練習

2015年に出版されたものです。 

結構YouTubeでもビジネスYouTuberと呼ばれる人たちが取り上げていて、気になったので読んでみました。 

 

結論から申し上げますと、読んだ後は気持ちが楽になったかなと。

内容もそこまで難しくないのでさくっと読めました。 

 

この本はブッダの教えを我々が生活する日常にも使えるように置き換えてわかりやすく説明してくれています。

 

その中でも3つこれはいいなと思った点があったのでご紹介します。 

お時間許す限りお付き合いください。

 

反応しない練習 

『好き嫌い、良い悪い』という反応をやめること

まずは本書の一番大切なポイントである「反応をしているからみんな疲弊するんだよ」ということについて書いていきます。 

 

他の人が書いているブログを読んでも、Twitterを覗いても、YouTubeを観ても何かしらの反応を誰もが持つと思います。 

 

『こいつの書いていることは間違っている』

『このチャンネルまったくおもしろくないし、こいつ嫌いや』

こいつの言っていることは的を得ている』

 

といった感じです。 

でもブッダから言わすとこの反応はすべて無駄で、こういった感情があるからこそ疲れてしまい、心が病んでしまうんだということです。 

 

確かに『嫌い、悪い』といった感情は必要ないかもしれないけど、『この人好きとか、これは良い意見だ』という一見何の問題なさそうな、むしろ自分にとって良さそうな感情はどうなの?ということですが、これも必要がないものだと述べてありました。

 

というのもこの『好き、良い』という感情は執着を生みやすいという特性があるから危険なんだと。 

 

例えば、twitter上で何かに対する主張を見て、

『この人はめちゃくちゃ良いことを言っている。全くもって正しい!この意見こそが正解だ!』

といった具合に1つに偏った執着がうまれるから危ないということです。 

 

この好き嫌いの反応を私に置き換えれば、これは良い出来だ!と思ってアップロードしたYouTubeビデオにもBADボタンがつけられたりするわけです。嫌なコメントも届くわけです。

そこで私はこう思います。

「なんでBADやねん!なにがあかんの?話し方?動画のクオリティ?そもそもコンテンツ自体に対してなんか?なんでやねん!」 と。

 

でもこのブッダ先生に言わせるとその反応こそが無駄。あるものをあるものとして捉えるだけだとのこと。

 

ふむふむ。そうだったんですね。わかりました。ブッダ先生。

これからは何にも反応しません。

悟りの道を進みます。

 

ってなるかーい。

色んなモノに対して好き、嫌いで判断してまうし。

嫌なコメントは嫌やし。。。。

 

でも、確かにこれからもずっと好き嫌いで疲弊するより、少しでもこの考え方を習得した方が人生たのしくなりそうです。

鍛錬します。 

自分の中におくべき基準は有益がどうか 

でも、頭では好き嫌いの反応は無駄だと理解しても、どうしてもそういった嫌なモノをみると心が反応してしまいます。

おそらく誰でもそうなはず。 

これに対してこの本は『自分の中でこれは有益(役に立つ)かどうかで判断しなさい』と主張しています。

 

YouTubeの例です。

つまらない!というコメントが届いたら、それに対しての正しい反応は

『なんやねん!なんでそんなこと言われなあかんねん!』ではなくて、

『そうか。この人にとってはこれがつまらないんやな。そうかそうか。(自分にとっては無駄なことなので削除ポチ)』

とこれでいいとのことなんです。

自分にとって利益はないので。

 

例えば、「音が小さくて聞きづらい」とか「もっとこういった風に紹介して欲しい」ならこれは有益な意見です。

次回から改善しようとなります。

 

これが自分なりの解釈ではありますが、有益かどうかということです。

納得感がありました。

 

生きているとどうしてもイライラすることや納得できないことがあると思います。 

でも、それの判断軸は自分にとって有益がどうか。これだけです。 

 

つまらないといったコメントは自分にとってまったく有益ではないです。

どこがつまらないのか面白くないのかがわからない。

 

はい。反応しないだけです。 

嫌なことに関しては一度目を閉じる

最後は実際に日常で使えるアクションについてです。 

 

そういう姿勢を作っていくことの大切さは理解した。

でも、その姿勢になるまでめちゃくちゃ時間がかかりそうやし、そもそもそれをみんなが出来ていたら苦労はしませんということです。 

 

これに対してこの本はいくつか実際に使えるアクションを述べていました。 

 

・とりあえず歩きなさい。

・心がざわざわしたら目を閉じなさい。

  

という具合で様々なアクションが書かれてたのですが、私が実際に使えるなと感じたのは最後の目を閉じるというシンプルな事でした。 

 

気持ちが落ち着かなかったり、ざわざわしたら目を閉じる。

これだけです。 

 

そして目を閉じてもまだ頭の中でぐるぐると不安な事などが過ればもう一度目を開けて外を眺める。

これですっきりするんだと。 

 

目を閉じる=不安をシャットアウトする

目を開ける=妄想から覚める 

 

スピリチュアルかなんかにはまったんかと思われたかもしれないんですが、そんなことはなくて、シンプルすぎるアクションで私も半信半疑で実際にやってみたらちょっと気持ちが楽になったなということがあったのでぜひ試してみてください。 

 

というよりも嫌なことがあれば目を閉じ寝る。究極はここですね。(笑)

これに勝るものなしです。

まとめ

このほかにも様々なことが書かれていたんですが、私が実際によかったなと感じた三つを紹介しました。 

 

・『良い悪い』といった判断は捨てる。

  すぐにできることではないが積み重ねて、平穏な心を持つ

 

・自分の中の判断軸は『有益(役に立つ)』かどうか。

  様々な意見、物事に対しての正しい反応は役に立つかどうか。これだけ。

 

・気持ちがざわざわしたら目を閉じる

  いったん目を閉じて気持ちをリセットです。そしてまた頭の中に不安が過れば目を開けて外を眺める。妄想(不安といった感情)から目を覚ます。そして最後は寝る笑

 

でした。

  

もちろん、この本の捉え方も人ぞれぞれです。

 

あくまでも私はこう思ったという感想を書いてみただけなので、もし興味が湧いたなら読んでみてください。 

反応しない練習

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

良き休日をお過ごしください。

ではまた!(´▽`)

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