フィリピン生活を楽しむための心得・考え方5選【現地生活のリアル】
こんにちは。おつかれさまです。笹原です。
本日は、フィリピン生活を送るにあたっての心得、考え方のお話をしようかなと思います。
まだ、フィリピンに住んで2か月そこらですが、すでにいろいろなことが起こり、なんとなく性質をわかってきたので、こういう気持ちでいると楽しく過ごせるのではという提案をいたします。
ではまいりましょう!
フィリピン生活を楽しむための心得5選
その1 気にしすぎない
まずはこれです。「気にしすぎない」
先日、フィリピンに住んで30年という大先輩と食事させていただく機会がありました。
その中で、「やっぱりそうだよな」と納得感MAXの助言をいただいたので共有いたします。
自分で「気にしすぎない」なんて言っておきながら、やっぱり色々なことが気になってしまうフィリピンです。
排気ガス吸い込みすぎ大丈夫かな、水でおなか壊したらどうしよう、強盗に会ったらどうすればいいんだ。などなど日本では気にならないことが気になってしまいます。
で、先日も大先輩とその話になって、そのままをお伝えしました。
そうすると、「私は30年フィリピンにいるけど、ほとんど気にならなくなった。水もたまに間違えて蛇口からのを飲んでしまうけど、なんてことない。(推奨されているわけではないです。あくまでも間違えて飲んだ時の話)レストランの水も氷も普通に使う。30年このスタイルですけど、体に異変もなし。あとは、強盗にあってもパスポートであれば大使館で手続きできるからすぐ差し出せばいい、携帯はちょっと困るけどね。まあ盗られるものなんてほとんど持っていないよ(笑)」の明らかに太っとい芯が1本通ってる印象です。
それを聞いて、「30年の経験がすべてを証明してる」と納得しすぎてしまいました。
まして私はずっとフィリピンにいるわけではない、お試し中な立場。何をそんなに気にしているんだと、前向きになれました。
明らかに不審な人、ものに近づいたり、なんでもチャレンジだと言って極端なことをする必要はないですが、普通に日本と同じく生活していればいいんだと改めて気づくきっかけになりました。
なので、フィリピン生活の中で、また新しくフィリピン生活を始めようとするところで、あれやこれやが気になるかもしれませんが、まったく問題ありません。なんとかなります。
むしろ、色々なことにを気にしすぎてストレス溜めるほうが、よほど体に悪いし病気まっしぐらな気がします。
Take it easy.
肩の力抜いて気楽にいきましょう。
その2 焦らない
以前に、銀行口座からMAYAアプリ(日本でいうところのPayPay)にチャージしようと2万ペソ入金しました。ところがエラーがでてしまい、入金できずにいました。
で、日本であれば、エラー分は即日対応、その場で返金のイメージですが、こちらフィリピンの場合、待っても待っても返金されない。「うわー。最悪やー。2万ペソ失ったー。」の心情で、めちゃくちゃ入金を後悔した思い出があります。
で結局そのお金は2日後に銀行口座に戻ってきたんですが、2万ペソ(5万円ほど)は私にとっては大金で、返金されない間はずっとそのことが気になってしまい絶望していました。
また、今回のフィリピン滞在ではないんですが、以前のコロナ期間にセブパシフィックの予約がキャンセル(渡航中止)になり、返金されずにいたこともありました。
結局そのお金は半額だけ3か月後に戻ってきたのですが、その時も飛行機代2万円くらいを失った気で数日気持ちが滅入ってました。(まあ、半額返金なんで、1万は失ってるんですが(笑)フィリピンらしい)
そのお金を忘れたころに返金されてきたので、「ええ?このお金なに?」くらいの時間差でした。
他には、フィリピン側での申請に日本の戸籍謄本が必要だったので、実家に連絡してEMS(日本郵便の国際サービス)で送ってもらいました。
そのEMSには追跡番号がついているので、自分のコンドミニアムに到着したときはすぐにわかります。
で、そろそろ到着かなと思い、アプリを立ち上げ追跡番号を入力すると到着済みになっている。
到着しているんやと、1階に設置されているメールボックスを確認するとない。そして受付かなと思い確認するとそんなものは届いていないと受付兄さん。「ん?到着済み???まだメールボックスにも、コンドミニアム受付にも届いてないけど???どこに到着???」と困惑しておりました。
結局、わたしの書類は、アプリで到着済みを確認してから3日後に受付に到着しました。
いやいや、アプリで到着済み言うてるけど到着してないやん(笑)
このようにフィリピンでは1日2日でどうのこうのならないんです。
ひたすら待つしかない。だからこそ、お金、重要書類などは慎重に慎重に取り扱う必要があるのも教訓です。
その話も大先輩とお話ししました。すると「今度重要書類がある場合は私に知らせてね。安心して配送、受け取りできるから」と。
ことあるごとに冷や冷やしている私なんかとは器が違います。ありがたすぎます。
フィリピンでは焦らないことが重要です。気長に待つ。この心構えです。
その3 ご機嫌でいる
次です。「ご機嫌でいる」こと。
これも大切ですねー。フィリピン人は明るくて、陽気だと言いますが、全員が全員陽気ってこともないです。
陽気な人は多いかもしれませんが、中にはむすっとしている人、冷たく感じる人、無礼な人。いろんな人がいます。なので、こちらは全力で機嫌よくしておきましょう。
相手にコントロールされないことが重要です。
自分の機嫌を自分で取れなくなったらおわりです。まして、暗く、むすっとしているとそれこそ病気になってしまいますし、人も離れていきます。
グロセリー店員、コンビニ店員は不機嫌といいますか、雑といいますか、無礼なことが多いんですが、最近はもはや「これこれー、そうでなくっちゃフィリピン!」と楽しめるようになってきました(笑)
この感情のコントロールができれば、もはやフィリピン関係なく異国どこでも戦える気がしています。
心理学者のヴィクトールフランク先生の名言「外の世界を変えることはできないが、自分の内面は絶対に自由である」を、これを書いていて思い出しました。ユダヤ人というだけで牢獄にぶち込まれ、毎日が死と隣り合わせの過酷な状況であっても、ひたすらに「再び教壇に立って講義している自分の姿」を想像していたらしいです。そうすれば、それだけで自由だったと。他人に何をされようが、どこにいようが、自分は自由であると。
なんという精神力。
その域に達するまで、どれだけの時間がかかる(というかたどり着けない)かわかりませんが気持ちの持って行きかたはまさにそれです。
ご機嫌でいる。心がけましょう。
その4 油断しない
その1の気にしすぎない(気楽にいこう)と少し矛盾するかもしれませんが、とはいえ、フィリピンなんで、油断禁物です。
よく言われる、「夜にふらふら出歩かない。華美な服装、装飾品をつけない。貴重品は持ち歩かない。」はもちろんのこと、「簡単にフィリピン人を信用してはならない」ってのも付け加えといたほうがいいですね。
これは偉大なるうちのフィリピン人奥さまからの教えです(笑)
「あんた、職場のフィリピン人と仲良くしたらあかんで」「貴重品もその辺に出しておくなよ」「会社であっても平気で物なくなるのがフィリピンやからな」
このあたりを常日頃からたたき込まれています。
そういう国民性なんでしょう。私は職場にいるフィリピン人がそんなことをする人たちに到底見えないんですが、まだ2か月の身。油断せずに緊張感を持っています。
また、以前にストリートキッズにスマホをスられている(取り返したがポケットから引き抜かれた)ので、そのあたりもう一度、帯を締めなおす必要があります。
「意外と大丈夫やな」なんて思ったときにトラブルに巻き込まれるのがフィリピンです。そんなもんなんですよね。過去の経験上。
お互い気を付けましょう。油断禁物!!
その5 ブレない
最後。上記に挙げたことのまとめに近いですが、ブレない自分ってのが何より大切だと思います。
私は、このフィリピン生活の中で、将来に向けて1,000万貯めて、中古一軒家、中古バンを買おうという目標ができました。
そこに向けて、コツコツ積み上げていくし、謙虚に頑張ろうと決めました。
社会人になってからの10数年、好きなもの買って、好きなもの食べて散財してきたんでこのフィリピン生活では、手堅く守りのスタイルでいきます。
子供も3人いて、日本時代に比べ給料も減ってるしで、そんなふらふらはしていられないだろうと。
日本はおいしいもの、物欲を刺激してくる広告などなど、お金を使いすぎる要素が多すぎるんですが、こちらフィリピンにも、別の角度からの刺激はあります。今日は自炊やめて外食したろうかなとか、ジャンクフードいったろうかなとか、歩くのしんどいし暑いしタクシー乗ったろうかなとか。
たまにの「浪費」てのはいいんですが、「習慣」にすると沼から抜けれないと思うのでしません。
鶏むね肉と、やっすい野菜を普段は食べ続けるし、歩ける距離はとことん歩くし、無駄なものは買わないしとブレずにいきます。
しかもルーティーンワークにしてしまったほうが楽ですしね。このブログも、生活のルーティーンに組み込まれたから続けられているっていうことだと思います。
フィリピン生活の目標、目的。なんでもいいと思います。
のんびり暮らしたいでも、お金貯めたいでも、夜遊びしたいでも。
100%自分が納得していることであれば、そこに全力投球、真向ストレート。
ブレずに、フィリピン生活楽しんでいきましょう!
ではまた!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません