こんにちは。おつかれさまです。ササハラです。
私はフィリピンの建設コンサル会社で働いている33歳です。フィリピンに着任して半年が経ちました。
このフィリピン生活にも慣れ、良くも悪くも毎日の作業ルーティーン感です。
フィリピンに住んでいると様々なことを日本と比較し、いろんなものが恋しくなり、フィリピンが嫌になることもあります。
水、空気、トイレ、風呂、スーパーの快適さなどなど言い出したらキリがないです。
その中でも特に嫌なのが「無限ゴキブリ」。
こいつがね。腹立ってくるんですよ。
日本でも一人暮らしの時期は長く、いろいろな気候、環境の中で過ごしてきましたが、そこまでゴキブリ問題に悩むことはありませんでした。
もちろんゼロってことはなく、たまに見ることはありましたが、スリッパでたたいて終わりです。
それでほぼ解決です。
しかし、こちらフィリピン。毎日5匹は見る。マカティのコンドミニアム20階以上の高層でも。
もしかしたら、1か月の家賃が10万円前後といった高級コンドミニアムのような場所では、ゴキブリなんて無縁なのかもしれませんが、私は1か月の家賃が1万5000ペソ(39,000円)の中の下のコンドミニアムに住んでいるので、その問題が浮き彫りになってきます。
だから、慣れたといえば慣れていて、こちらでもスリッパでパーン!と叩いて駆除するんですが、その数があまりにも多いので、いい加減ムカついてきました。
そこで、フィリピンで試せるものを色々考え、対策を施しました。
すると、ゼロではないもののだいぶ減ったので、その方法を紹介していきます。
ゴキブリを駆逐する
①ものを全部捨てます
半年も住んでいると奴らの習性に気づいてきます。
奴らは、土日のクーラーをキンキンに効かせた部屋には出現しない。
平日、仕事終わりに部屋に戻った時にカサカサしてくる。
という事は、当たり前のことなんですが、ぬるーい場所、暗ーい場所を住みかとしとるんです。
そして、試しにクーラーをキンキンに効かせて、部屋のぬるい場所や、暗い場所を考えて探ってみたんです。
冷蔵庫の裏、キッチンの棚。衣装タンスの裏。
はい。正解。
気持ち悪すぎて、写真を撮れなかったですが、10匹単位でごそっと一つの塊になっていました。
しかも奴らの何がたち悪いってフンをこべりつけよるんですね。黒いぷつぷつしたもの。

こんなやつ
中には卵っぽい、カプセルっぽいものもあります。
という事は、その環境を消すしかない。
そう思って、部屋の至るものを除去しました。
キッチンまわりで使っていない食器、前住民の謎のケーブル、花瓶。モールでショッピングしたときの紙袋。段ボール。
ビール片手に全部捨てました。これは酔拳です。
脳をバグらせて、後先考えず捨てに捨てる。
そして、キッチン周りは普段使っている食器、シルバー、調理器具以外ほとんど無くなりました。
それだけで効果抜群です。やつらの住みかを失くしたので、ほとんど住み着くことはなくなりました。
特に気を付けなければならないのが、段ボールや、木材です。
あれはね。やばいです。奴らにとっての高級コンドミニアム。快適すぎるんです。
まず、ものを全部失くしてください。
で、冷蔵庫や衣装タンスの裏はどうするかってことなんですが、これは無くせないので、少し隙間を設けました。壁から少し離す。空気の通りをよくする。
部屋は狭く感じるようになりましたが、ゴキブリの悩みに比べたら大したことないです。空間を設けることで掃除もしやすいし、そもそも奴らは寒いところには住めないので住み着かなくなりました。
②一斉清掃実施
次にこれもよく言われることなんですが、一斉清掃です。
めんどくさいんですが、やるしかありません。
クーラーの清掃なんかも実施しました。
業者呼んで清掃です。
1回1,000ペソ。安いもんです。


これくらい本気にならないと奴らはまたやってきます。
自分でできるところは、グリーストラップ、タンス、冷蔵庫裏かなと思ったのでこれは自分でやりました。

このシンクの下のごみ溜め箇所です。
中身は汚すぎるので写真は載せませんが、こちらもビール一気飲みしてやり切りました。
マスクにゴム手袋。
多分酔っぱらってないと無理です。気持ち悪すぎです。
でも酔ってるといけちゃうんです。アルコールの力は偉大です。
上記の写真で使ってない、フライパンや、IHコンロ、白いバックアップ材なんかも見えちゃってますが、オール除去。捨ててます。
こういうところから徹底的にやらないと奴らはまた繁殖します。
③ゴキブリキャップ配置
そうして、家の環境を整えて初めて除去グッズに取り掛かります。
今回使用したのがこちら。

ACE ホームセンターで購入
我らがアース製薬のゴキブリキャップ。
しかもセールで2つで399ペソでした。(約1,040円)
本来は1つ399ペソです。
毒エサ作戦です。フィリピンのブランドで安いものも売っていたんですが、そこを妥協してどうするんだと自分自身を鼓舞し買いました。
まあ、半額なんでそれも相まって迷わず購入です。

フィリピンブランド

フィリピンブランド
もしかしたらこれでも効果はあるかもしれません。
次回試したいと思います。
そうして、いたるところにアース製薬さまの毒エサを仕掛けました。
シンクの下。ベッドの下。冷蔵庫の後ろ。衣装ダンスの後ろ。キッチンの棚。シャワールームの壁。
玄関の壁。靴棚の下。
8×2パックの16個。すべて配置です。
こいつのいいところが、両面テープも一緒についているので、壁に貼ることができます。

壁にぺたり。


思いつくところは全部配置です。
これで、この毒エサを食した奴も、その死骸を食べた奴も、そいつが生んだ卵にも全部毒が回ります。
ここまでやってれば、しばらくは出てこないはずです。
駆除作戦してから1週間ですが、今のところ効果抜群です。
1,2匹で抑えています。(やっぱり出るのは出ます。フィリピンなんで。)
まとめ
はい、というわけでやることは全部やりました。
当初のうじゃうじゃしていた時に比べると効果抜群です。
ゴキブリ駆除の方法をまとめます。
- ものをひたすら捨てる。(奴らの住みかを失くす)
- 思いつく場所を全部清潔にする(ビールをたくさん飲んで、勢いでやってしまう)
- 最後の頼み。アース製薬さまの毒エサ作戦。(万が一侵入しても、そこで終わらせる)
こちらです。
やはり、ゼロにはなりません。これはどうしようもないです。
私がどれだけ頑張っていても、他の部屋が不潔だったり、ごみ置き場が部屋のすぐそばだったりすると、それに誘われまた奴らはやってきます。
なので、もう一匹も見たくないんだという方は、それ相応のコンドミニアムに引っ越ししか方法はなさそうです。
というよりもそういう方は、フィリピンはハナから無理かもですね。
以前に壊れたと言っていたベッドも直ったし、ゴキブリも最小限で、再び穏やかなフィリピン生活を送れそうです。
ぜひ、皆さまも心穏やかにフィリピン生活を満喫されてください。
ではまた。
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